雨の日が続くと膝や肘、手首等関節痛でお悩みの方が多くなります。

雨の日は、①気圧の変化、②湿度の変化により痛みが出やすくなると言われています。

①気圧の変化

雨の日には気圧が急激に変化することがあります。関節には液体である関節液が存在し、気圧の変化によって関節内の圧力も変化します。関節液の圧力の変化によって、関節の周りの組織が刺激され、関節痛が生じる可能性があります。

②湿度の変化

雨の日には湿度が高くなります。湿度の高い環境では、関節の炎症や腫れが増えることがあり、関節痛を引き起こす可能性があります。

そもそも、関節が痛くなるのには以下のような原因が考えられます。

1. 加齢による関節の劣化

年齢を重ねると関節の軟骨が摩耗し、関節痛の原因となります。適度な運動や関節を保護するためのサポーターの使用などが効果的です。

2. 過度な負荷や怪我

運動や持ち物の運搬などで関節に過度な負荷がかかると、関節の炎症や損傷が引き起こされます。適切な姿勢や動作の習慣づけ、負荷を分散させる運動などが予防策となります。

3. 炎症性関節症

リウマチとも呼ばれる炎症性関節症は、免疫系の異常によって関節が攻撃される病気です。適切な治療や薬物療法が必要です。

4. 代謝異常

高尿酸血症や痛風などの代謝異常は、関節痛を引き起こすことがあります。食事の見直しや薬物治療などが必要です。

5. インフルエンザや風邪などの感染症

インフルエンザや風邪は関節痛を引き起こすことがあります。感染症の治療や予防対策が必要です。

このような関節痛の対策としては、以下のようなものがあります。

1.適度な運動を行うこと

関節を柔軟にするためにストレッチや軽い運動を取り入れましょう。ただし、過度な負荷や無理な動作は避けてください。

2.適切な姿勢や動作を心掛けること

腰や膝など関節に負担のかかる姿勢や動作は避け、正しい姿勢を意識するようにしましょう。

3.適度な体重管理を行うこと

過体重は関節に負担をかけるため、適切な体重を維持することが大切です。

4.食事の見直し

痛風や関節炎のような特定の疾患に起因する場合は、食事内容を見直すことで痛みが緩和されていくことがあります。

やまと整骨院では関節痛でお悩みの方も多くいらっしゃっており、症状が改善されて、やりたかった趣味や普段の生活がより良いものになった方がたくさんいらっしゃいます。

お悩みの方はお気軽にご相談ください。