急に寒くなってきましたね。
冷えが原因で頭痛や腰痛を感じる方が多くいらっしゃいます。
寒くなるとなぜ、痛みを感じやすくなるのでしょうか？

痛みが出るのには、以下のような原因が考えられます。

①血行不良

冷えることで血管が収縮し、血液の流れが悪くなります。
そうすると血流が減少し、その結果、酸素や栄養が不足し、各場所で痛みが引き起こされる事があります。

②筋肉の緊張

冷えることで筋肉が収縮し、凝りや緊張が生じることがあります。
特に首や肩の筋肉が硬くなると、頭痛が発生する可能性があります。また、腰部の筋肉が硬くなると、正しい姿勢を保つためのバランスが崩れ、腰痛を引き起こすことがあります。

③神経の敏感性

頭痛は神経の異常や過敏な反応によって引き起こされる場合があります。
冷えることで神経が刺激されると、頭痛が生じる可能性があります。また、腰椎周辺の神経に影響を及ぼすと、腰痛、放散痛やしびれを引き起こすこともあります。

冷えによる痛みの予防や対策としては、以下のようなものがあります。

(1)湯船に浸かる

シャワーだけで済まさず、しっかり湯船に浸かる事で、全身の血流やリンパの流れを改善する事ができ、血流の滞りによって起こる痛みの緩和に繋がります。

(2)適度な運動

適度な運動は血行促進に役立ちます。定期的な運動やストレッチによって、筋肉の緊張を緩和し、痛みを予防することができます。

(3)温かい飲み物を摂る

温かい飲み物（お茶やスープなど）を摂ることで体を中から温めることができます。
冷たい飲み物は出来るだけ避けることが大切です。

(4)良質な睡眠をとる

自律神経が乱れると、体温調節が上手くできず、冷えを感じやすくなります。
良質な睡眠をとることが、自律神経を整えるのに役立ちます。

(5)衣服に気をつける

温かい格好をする事はもちろん、締め付ける下着や服装はできるだけ避け、血流を滞らせない事が大切です。

痛みでお悩みの方、さらに冷え性だと自分で感じている方は、上記の対策を行ってみてください。

しかし、痛みが強い方、痛みがある状態が続いている方はお気軽にやまと整骨院までご相談ください。
やまと整骨院では、頭痛や腰痛等様々な痛みでお悩みの方が来院されています。
まずはお身体の状態をみさせてください。